朝の日光浴と睡眠の関係

睡眠の質を上げる

みなさん、こんにちは!
たっきです。



今回は、「朝の日光浴と睡眠の関係」について
お話ししていきたいと思います。



今回の内容はこんな悩みがある人に読んでもらいたいです。

  • 朝の寝起きが悪い
  • 午前中元気がなく夕方頃に元気になる
  • 日中に強烈な眠気に襲われる
  • 夜、寝つきが悪い


睡眠を通して仕事や趣味を楽しみたい人にお伝えしたい内容です。



この記事を読むことによって

  • 朝から元気に行動できる
  • 昼の眠けに打ち勝ち仕事の効率も上がる
  • 夜は寝つきも良くなる



本気で取り組めば、必ず睡眠の質が上がります!
一緒に頑張っていきましょう!

なぜ朝の日光浴が睡眠に良い影響をあたえるのか?


『体内時計』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?



体内時計は人間や動物などの生物に必ず備わっている、大切な時計です。



1分、1秒の時を刻む時計とは違います。



朝、目が覚めて夜、眠くなるという生体リズムをコントロールします。



この体内時計は、人類が誕生した時から、その生命維持メカニズムに
組み込まれているほど、重要なものなんです。



しかし、睡眠に悩んでいる人はもれなく



この体内時計を狂わせています。



体内時計を整えることは、睡眠の質を上げるための『基礎』
だと考えてください。


この、体内時計はもともと狂いやすいもので、



実際に人間の体内時計は1日24時間ではありません。



24時間15分ほどになっています。



この15分ほどのズレを調整し



体内の時計を24時間にあわせてくれるのが



「太陽の光」なのです。



この仕組みは、太古の昔から変わっていません。



しかし、現代では太陽の陽ざしを大切にしていません。



室内の照明が明るいので、室内にいるだけで、なんとなく
陽ざしを浴びている気分になっているだけなんです。



体内時計はメインの親時計のほかに、体内に子時計を持っています。



親時計は、脳の「視交叉上核(しこうさじょうかく)」という



両耳をつないだ中間あたりにあります。



この親時計は、朝起きて太陽の光を網膜で感じることで整います。



一方、子時計は、胃腸や肝臓、肺などすべての内臓器官
血管、筋肉、肌、髪の毛などの体内のあらゆる細胞のなかにあります。



これらの莫大な数の子時計が、親時計に素直に従って規則正しく動いてくれたら



心身ともに最高の状態を保てると思いますが、そんなに上手くはいきません。



子時計まできちんと合わせるためには、朝日だけでなく



朝日を浴びて1時間以内に朝食を摂ることが大事になってきます。


朝日を浴びることで得られる効果


朝日を浴びることで得られる効果は、科学的にも実証されています。



①メラトニンの分泌調整



朝日の光は、体内時計を調整するホルモン「メラトニン」の分泌を抑制します。



メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、夜間に分泌され眠りを促進します。



朝日を浴びることで、メラトニンの生成が抑制され、体は目覚めの状態となります。



②セロトニンの促進



朝日を浴びることで、メラトニンの代わりに分泌されるのが「セロトニン」です。



セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、日中の活力を高めてくれます。



③睡眠の予約スイッチ



人間の体は、朝の光を目に入れてから約14~16時間後に



メラトニンの分泌がはじまるようになっています。



そこで、朝日を浴びることで「睡眠の予約」スイッチが入り



夜の睡眠を促すことにつながります。


朝の過ごし方で夜の睡眠が決まる


もう、お気づきの人も多いと思いますが、



朝起きて何をするのか?が夜の睡眠に一番影響してきます。



寝る前に、いろいろ工夫するのも悪くないです。



しかし、それだけでは「時すでに遅し」です。



夜の工夫も朝の活動があってこそ最高の効果を得られるのです。



では、実際にどのようなことをしていけばいいかを説明します。



体内時計のリセットは朝に行われます。



遅くとも10時までの時間帯に、太陽光を網膜に感じることで



親時計は整います。



なので、目が覚めたらすぐにベットから起き上がり



家中のカーテンをあけて、太陽の陽ざしを浴びましょう。



できれば、窓もあけて、窓ガラスを通さずに太陽の光を網膜に取り込ましょう。
(※危険なので太陽を直視しないでください)



朝起きたら、カーテンを開けるという行動は、ぜひ習慣にしてもらいたいです。



朝に、このような行動をすることのメリットは



セロトニンの分泌が促進されます。



セロトニンは夜になると睡眠ホルモンのメラトニンとなります。



セロトニンは夕方までの時間帯に分泌されますが、



朝一番に太陽の光をしっかり浴びてセロトニンをたくさん放出しておけば



夜に質の高い睡眠をとることができます。



それだけでなく、その日一日をベストコンディションで過ごせます。



少しでも、セロトニンを効率的に分泌するには



できるだけ、午前中に太陽の陽ざしを浴びるのがポイントです。



時間の目安は1回につき、5分~30分



真夏なら5分ほど、陽ざしが弱い季節は30分ほどが良いです。


まとめ


ここまで読んで頂いたあなたは理解していると思います。



快適な睡眠を得るためには、体内時計を整えること。



それと同時に、セロトニンをたくさん分泌させるために



朝起きたら、カーテンを開け朝日を浴びる。



たったこれだけのことでも、睡眠の質は変わってきます。



しかし、残念ながらこんな簡単なことでも



面倒くさい・・・
時間がない・・・


という人もいます。



そんな人は、睡眠の改善なんてしなくてもいいと思います。



このまま、毎日つらい生活をしていけばいいだけですから。



でも、ここまで読んでくれたあなたは本気で睡眠を改善したいと
思ってるはずです。



その気持ちが大事です。



正直このような、生活の中の当たり前な行動をすることは面白くないです。



でも、このような行動に意味があることを知ったあなたは



もう、この当たり前の行動が、自分の未来を切り開く第一歩だと
理解していると思います。



自分の未来のために、やるか?やらないか?



それは、あなた次第です。







コメント

タイトルとURLをコピーしました