こんにちは。
たっきです。
光を操る??
魔法??
ファンタジーな話か??
タイトルを見て
そんな風に思ってる方も
いるのではないでしょうか(笑)
違います。
真面目な睡眠のお話です。
冗談はさておき
早速、本題に入っていきますね
過去、僕のブログでも
『朝日を浴びることが大事』
『体内時計のリセットは光を取り込む』
このような、お話をしてきたと
思います。
そうそう、だから毎日
朝日浴びてるよ!
っていうあなたは
とても素晴らしいです。
もう、朝の光が大切なことは
十分に理解していると思います
なので、今回は
『夜の光』
についてお話しをしていこうと
思っています。
察しのいい方は
お気づきかもしれません
そうです。
夜は日も沈み暗いです。
しかし、周りを見渡せば
サンサンと光輝いています。
眠らない街とも言われるほど
24時間明るく照らされています。
『電球(照明)』ですね。
言わずと知れた、この電球を
発明したのは
エジソンです。
いまや、生活にはなくては
ならないものとなっています
電球が発明されたのは
1879年です。
この150年ほどで、人類の
生活は大きく変化してきました
そして、今の現代社会の基礎を
造ったとも言えるほど
大きな発明です。
しかし、この150年の間で
睡眠への考え方も変化してきたのです
照明が発明されるまでは
夜は月明りやローソクの光が
メインとなり
人々はみな、夜は活発に動かず
寝るための準備をしていました
時をさかのぼること
460年前のシェークスピアは
『蜜のように甘い眠りを存分に楽しめ。
眠りは黄金のクサリであり、健康と我々の体を結び付けるもの』
と睡眠は大切なものだと表現していました
しかし、照明を発明した
エジソンは
『眠りは時間の浪費の罪であり、
原始時代からの負の遺産である』
と睡眠は不必要なものだと表現し
睡眠への価値観が
180度変わってきました
これをきっかけに
経済の発展も進み
日本でも高度経済成長期
に突入し
眠らず働くことが美徳
とされ
24時間働けますか?
などのキャッチコピーがはやるくらい
栄養ドリンクなども売れていました
このような過去の努力が
あったからこそ
いまでは365日24時間買い物が
出来るスーパーやコンビニ
食事ができるファミレス
筋トレできるジム
それを支える、工場や物流
が構築されたのです
しかしながら、どうでしょうか?
今の日本は不眠大国と
言われるほど
睡眠不足の人が多く存在します
睡眠不足による経済損失も
年間15兆円とも言われるほどです
この発展と便利さを
手に入れたことと引き換えに
睡眠を犠牲にしているのです
照明が発明され、24時間便利な
生活が出来るのはありがたいことです
しかし、これで睡眠を削り
生活していくことは
本末転倒です
上手に、光をコントロールしながら
快適な生活と睡眠を
手に入れることが必要だと
思っています。
あなたが浴びているのは太陽光ではなく照明
では、実際に照明が
どれほど睡眠へ影響するかを
説明していきますね
まずは、こちらを
ご覧ください
晴れた日の屋外:100,000ルクス
曇りの日の屋外:10,000ルクス
雨の日の屋外:5,000ルクス
晴れた日の室内:2,500ルクス
オフィスやコンビニ:1,000ルクス
一般住宅:500ルクス
地下街:300ルクス
間接照明の部屋:100ルクス
ローソク:10~15ルクス
月明り:0.5~1ルクス
※ルクス:光量を表す単位
見てお分かりいただけると
思いますが
照明が発明される前
ローソクや月明りで生活を
していた頃の明るさと
一般住宅の照明の明るさの差
はこれだけ違うのです。
更に注意しておきたいのは
残業などで遅くまでオフィスにいる場合
家にいるときの2倍の
光量を浴びていることになります
このように、長時間
明るい場所にいると
脳は、常に昼間だと勘違いし
眠れなくなるのです。
どうでしょうか?
あなたも心当たりはないですか?
遅くまで会社にいる
家にいても電気を明々とつけている
このような状態が
あなたの睡眠の質を下げているのです
光をコントロールする方法
では、実際に
どの様にしてコントロール
するのかをお話しします
照明があり、夜でも明るい
生活に慣れている
私たちが、いきなり
ローソクや月明りで生活する
そんなことは難しいです
でも、少しづづ
その様な生活に慣れることも
必要となってきます
照明に光量の調節ができる機能が
あれば徐々に暗くしていく
間接照明がある人は
少しづつ間接照明へ切り替えていく
寝る1時間前くらいから
少しづつ暗くする習慣をつけてください
しかし、このような設備がある
人も少ないでしょう
その様な方は
デスクライトのような
小さなライトを活用することを
おススメします。
天井に着いている照明よりは
明るく照らされる範囲も狭まり
薄暗い空間を作ることができます
あまり、近くで使いすぎると
効果はないので、離れたところに
おいておくのが良いでしょう
これも同じく
寝る1時間前暗いからでもいいので
部屋を暗くして
体が夜になってきた
ということを感じさせていきましょう。
おわりに
このように
夜の照明を意識することが
非常に大切になってきます。
照明が発明されてことにより
便利さは手に入りました
しかし、その便利さに
頼ってばかりではいけません
睡眠という大事なことを
疎かにしては
理想の未来は手に入りません
この理想向かって
歩みを進めていきましょう!
コメント